カフェ開業を勧める人は悪魔です。
僕は絶対にカフェ開業を勧めない。
父親が喫茶店を営む家庭で育ち、10代の頃から飲食店で働き、30代でカフェを開業し、現在は飲食の専門校(レコールバンタン)などで講師活動をしている僕ですが、それでも絶対にあなたにカフェ開業を勧めることはしません。
どんなお店、飲食店でもそうですが、カフェは勧められて開くものではないからです。
もし、あなたにカフェ開業を勧める人がいたとしたら、その人はもしかして悪魔かもしれません(笑)
周りの意見は関係ない。
今後、あなたのカフェ開業に反対する人物も多く現れるでしょうが、それにめげているようでは問題外。
この僕も、反対をしているわけではないですが、けっして賛成をしているわけでもないのです。
周りの人がどう言おうと、「自分はこうしたい!」という情熱を持っていることが必須条件。
家族や周りの人を納得させ、気持ちを動かすくらいの意気込みがなければ、続けていけるカフェにはなれません。
なぜ、続けていけないカフェが多いのか?
もちろん、業種的に厳しいというはあります。
しかし、想定外の苦難にくじけて開業前の気持ちやビジョンを失い、「もう閉店しよう」と決心してしまったからにほかなりません。
「辞めたい」と思ったら、辞めるのは本当に簡単ですから(笑)
まあ、それくらい「思ってたよりもきつい」というのがカフェオーナーという職業なのです。
じゃ、どうすればいい?
先ほども少し書きましたが、そもそも「業種的に厳しい」のと「想定外の苦難にくじける」のが閉店の主な理由。
だから、「カフェ経営のデメリット」を克服し、「想定外の困難」を想定できるようにしてしまえばいい。
そのためには、本やネットでありきたりの情報を収集することをやめて、耳が痛いことをたくさん書いている本やサイトを読むことです(笑)
その上で、対応策を考えていこう。
そういう意味では、あなたのカフェ開業に反対する人は「成功へのヒント」を与えてくれる神様なのです。